プレス加工のカス上がり


プレス金型で傷不良(打痕)を出す大きな要因がプレス加工の際に出る抜きカスが上がる(ダイの上に飛び出す)現象になります。順送型ではカスが上がることで大量の不良を作ってしますのでカス上がり対策は順送型の重要ポイントだと思います。カスがパンチに引っ張られてダイの上に上がってしまうのは油・板厚・材質など様々な要因がありますので、金型にはカス上がり対策を施しています。代表的なものがパンチ内部にジェクターピンをつけることでパンチとカスが離れるようにします。実際にはジェクターピンの対策では不十分な場合が殆どなのでダイ側にもカス上がりの対策を施します。弊社従来のカス上がり対策はダイの内壁を荒らすことや、超硬材をダイの内壁に溶着することで対応してきましたが、近年ではダイのワイヤー加工方法(現在では3種類あります)でカス上がり対策をしています。カス上がりには先にも述べましたが、様々な要因が複雑に関係しているのでベストな条件が確立されていませんが、実績を積み重ねています。カス上がりにお困りの際はお気軽にお問い合わせください。






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