弊社での最高難易度に近い深絞り製品の各プレス工程をお見せします。画像6がプレス工程の完成形ですが、それ以降にトリミングやピアス工程が存在していますが今回は絞りまでとします。

最終絞り形状からは想像し難いブランク形状からスタートしていますが、このブランク形状が決まるまでに相当の試行錯誤をします。

キャップ状に絞っていますがこのキャップの外径と深さのバランスがとても重要になります。

キャップ形状(丸)を五角形にラフ整形します。丸から五角形の急激な変化は負担になるので材料にストレスがかからない程度に成形します。

五角形の外形を小さくし整え、製品高さを次工程の高さに合わせます。

キャップのツバ部を箱状に絞ります。

五角形部をアイロニング(しごき加工)し、ツバ部に段押し加工をしています。この製品は最短工程で行っていますが本来は2~3工程は追加で必要な製品になります。
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