切削加工面のビビリ


加工材DCMX(マトリックス冷間ダイス鋼)HRC60°(硬さ)を加工した際の結果が画像1となり、仕上げ加工刃物はR3ボールエンドミルです。結果(画像2)を見るとビビリ(うろこ状の模様)が発生しているのがわかります。 ワーク形状が画像以外の部分で20mm以上の深彫りとなっており、刃物の突き出し量と加工条件が適切でないために起こっている現象です。加工条件が適切でない理由は総切削量が多く、加工深さが深いため小径のボールエンドミルを選定できなかったことが、最大の要因です。弊社では極力マシニングセンターによる直彫りで対応しているのでこのような結果となることがあります。そこをサポートしてくれるのが金型職人で磨き仕上げをすることでビビリ痕をなかったことにしてくれます。









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画像2

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