弊社では自動車の装飾部品の金型を主に製造しています。ものがモノなので自社で製造した部品（金型）が採用されている自動車を購入するのはとてもハードルが高いです。２代目シエンタは乗り換えのタイミングが合ったこともあり、購入検討することになりました。画像１の装飾が施されたアルミ部品の金型を担当させていただき、この部品は幻想的に点灯（画像２）するイルミネーションランプでとても気に入りました。購入を決め、ディーラーにて注文書を作成していただく際にオプションとしてこのイルミネーションランプを選択することができませんでした。（グレード組合せでのNGだったと思います）調べていただき正式な理由としては、フォグランプ部にオプション指定されているイルミネーションランプはフォグランプではないため、純正フォグスイッチONでイルミネーションランプ点灯では用途が違うため車検に通らないそうです。これでは購入する理由がなくなってしまうため、再検討をして頂いて合法的に取り付けていただけることになり購入に至りましたが、残念ながら現在では標準フォグランプ（画像３）に戻しています。とても良いイルミネーションランプなのですが、乗車している人間は楽しめないのです。そこで弊社のディスプレイサンプルとして生まれ変わってもらうこととなり電源を取れば机上で幻想的な光を楽しむことができます。反省点として乗車していると良さがわからないのは外装のドレスアップなので当たり前でした。
