弊社製作のパンチではありませんが、再研磨依頼をいただきました。以前、同様に頂いた際のパンチはハイスの無垢(全てハイス)でしたが、今回のパンチの形状は同じですが様々な材質を組合せたモノになっています。画像1での上が母材を安価な生材(材質は不明ですが焼きが入っていない)で先端に超硬が小さくロウ付けされています。中間のものは母材が生材で先端超硬が大きくなっています。最後に下のものが無垢(全て超硬)の超硬になっています。初期コスト的には上→中→下の順で高くなると思いますが、当然再研磨代は逆になりパンチの使用状況で考え方が大きく変わります。このパンチの使用状況を知らないので一概には言えませんが、再研磨が自社で可能であれば中間のものが良いと思い、再研磨が出来なく使い捨てであれば上(超硬先端小)なのでしょうか。パンチの単価と再研磨コストが複雑に絡むのでお客様も悩む可能性はあります。実際、再研磨依頼を受けたパンチの形状は全て同じなのに6パターンもありました。パンチ単価と使用状況をご相談いただければコスト低減のご提案をすることも可能です。
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