金型設計の際に愛用しているパソコンの調子が悪くなってきました。2004年8月導入のWindowsXPで動くパソコンです。不具合内容は電源が入っていてもモニター等の付属品が立ち上がりません。この症状は1年前にも発生しましたが、修理業者のアドバイスを元に電源ケーブルを外し、しばらくすると何事もなかったかのように立ち上がります。よくあることのようで今回も同様に立ち上がりました。もちろん治ったわけでは無いので、今後はもっと大きなトラブルが予想されます。この20年近く使用したパソコンが手放せない理由は、このパソコン内にある2DCADがどうしても辞められないのです。新しいメーカーで弊社にマッチした2D/3D/CAD/CAMの4種は今後のために数年前に導入はしましたが、従来のスキルには及ばず時間が掛かってしまい納期を守れないので新しい2DCADは使用を諦めてしまいました。2DCADは現在の金型設計でも重要な部分なのですが実際は新しいCAMとの連携が古いCADでは取れないので実務的には効率が悪い手法で行っている状態です。このままでは、作業効率が悪いこともありますが、古いパソコンが使えなくなるのも時間の問題なので新2DCADに再チャレンジしようと思います。因みに新しい3DCAD/CAMは加工品質向上という必要に迫られて切り替えることができました。経験上2D/3D/CAD/CAMのメーカー4種同時変更はおすすめできません。
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