手の込んだ部品


先日、車体を整備している際に手の込んだ部品を発見しましたので紹介します。プジョーのマフラー近辺を見ていると見慣れない青い部品がついています。この青い部品は外すまでは樹脂だと思いこんでいましたが、よく見ると普通の青いゴムでフランジ部(ネジで止める穴)には金属製の補強がインサート成形されています。又、万が一ゴムが破断してしまった際のマフラー落下防止(違う意味でしたらすみません)にナイロンベルトがリングを覆っています。この車のメインサイレンサーに2種類を各1個使用してあり、とても手が込んでいると感じました。通常であれば車体側のステーとマフラー側のステーをマフラーリング(黒いゴム)で吊り下げるとてもシンプルな取付け方で、落下防止の部品は無い(私の知識の範囲では)と思います。正直どちらの仕様にトータル的なメリットがあるのかは分かりませんし、1部品でこの評価をするのもおかしいですが、手の込んだ純正部品を使用するのが欧州品質(検索するとベンツの部品も似たような部品があるようです)だとすると、このような気遣いができる欧州車メーカーが日本車に比べて壊れやすいと言われるのはとても不思議です。今回の件は欧州の規格をクリアするための部品等、私の知識不足もあることはご了承ください。














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