プレス金型製作前に現物試作が必要な場合があります。試作金型でプレス加工品という場合がほとんどで、意味合いは様々ではあると思いますが、とりあえず量産前に図面形状同等の製品が必要になることがあるようです。今回はその試作部品加工になります。外形をワイヤー加工で切り取り、段差(画像1)をマシニングセンターで切削加工します。ワイヤー加工部はお客様の支給で切削加工のみとなります。通常のクランプができない形状なので専用の加工治具(画像2)が必要になり、段取りが短縮できるように工夫をこらします。部品加工は加工段取り短縮と生産性が特にコストに影響しますので1時間で何個できるかが重要になってきます。もちろん品質、加工ミスがないことは前提です。弊社では部分的な加工等も承っております。
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