金型の破損


画像のように金型が2分割されてしまいました。その金型の修理依頼ではありますが、弊社金型でないこと、とても寸法公差が厳しいこと、古いの金型であること3つも悪条件がそろいましたので、今回は新規に更新していただくことになりました。この金型の種類はコンパウンド型で内外を同時に切り抜く金型になります。金型自体は精密に丁寧に作ることで部品の再現は出来ます。但し、なぜこの金型が真っ二つに割れてしまったのかが、気になります。単純に金属疲労であれば下駄(金型とプレス機のスペーサー)位置が悪いことで金属疲労を早めてしまったことが考えられます。また、ダイセットが鋳物製でスチール製よりは粘りがないので割れる要因かもしれません。同じく割れているプレートは焼きの入ったプレートでしたので、負荷が加われば粘りませんので割れやすいかもしれません。詳細状況が分かりませんので正直破損要因は分かりません。新規の金型はホルダープレート(鋳物ダイセットに当たる部品)をスチール製とし対策とします。弊社の近年の金型では単純に加工上で扱いにくいので規格鋳物ダイセットは使用しておりません。弊社では取り扱いありませんが大型の金型では特注鋳物ダイセットが主流のようです。










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