お客様にてトラブルが発生し、金型を持ち込んでもらい拝見したらこのような状態になっていました。曲げ型のダイバッキングとダイホルダーが大きな破損となっています。ダイバッキングは焼きが入っていてプレスの負荷に耐えられず砕けており、それを支えるダイホルダーはSS400なので粘り大きく曲がっています。110tプレス機でのトラブルですが相当な負荷がかかっていることが分かります。弊社で製造した金型ではないので、修理が必要な部品を図面化する必要もあります。これだけの破損状況なのでダイプレートやダイ・パンチ入れ子にも再生不能な部品が多く存在したのでお客様は大きな損害が発生してしまいます。このようなトラブルでもタイミングが合えば早急に対応することも可能です。
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