金型屋には内製出来ない部品はないと言い切っても良いくらい機械が揃っていますが、出来ない部品はないと言っても全て加工していては納期やコストが合いません。規格のある部品は購入することがモノづくりに必要なことで、購入する代表的な部品が金型を組み立てるネジや位置決めピンであり、1本数十円で且つ即納で手配出来ます。その他で購入する部品が半特注品でありながら1~3日程度の納期で購入することができるパンチ類(画像はパンチでとても精度も高いです)があります。各メーカーありますが、弊社ではM社とP社を状況により使い分けています。M社では直接ネット購入ができるので短納期で少数の場合の部品を購入し、P社では手書きFAXを商社さん経由で購入しています。使い分けをする理由として、注文が多い場合は各部品の品番をキーボード入力するのが面倒くさいという怠けた理由ですが、間に入って処理をする商社さんとそれを受け取るP社ご担当者様には感謝です。購入部品メーカーの規格部品を上手に選定して内製部品を減らすことも金型設計の重要な作業です。
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