金型部品にはダイ・パンチの他にそれらを固定するプレート類も存在します。ダイプレート・パンチプレートなどをワイヤー放電加工機で加工すると画像のような丸や四角や異形状のいらない部分のカスが発生します。とても正確に切れていますが、これはゴミ(スクラップとしてリサイクル)になります。
逆にパンチや入れ子(ダイプレートなどにはめ込む同一形状のもの)をワイヤー放電加工機で加工すると画像のように切り抜かれたワークになります。これも切り取るスペースがなくなればゴミとなります。右中央はまだ取れますね。
切り取るスペースが余っている材料が在庫として各種(SKD11・QCM7・DCMX・GO40Fを5mm単位)用意しています。この切り抜かれたワークの残骸たちが金型納期にとってとても重要になります。使わないで何十年もそのままのワークもありますね。
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