エンジン・ミッションマウント交換


PEUGEOT208のエンジン・ミッションマウント交換にチャレンジです。以前タイミングチェーンテンショナー交換時に車両下に潜った際、エンジンマウントリア(アンチトルクリンク)のゴムブッシュが切れているのを発見しました。車両購入の際エンジンスタート時にとんでもなくエンジンが揺れていたので指摘しましたが、お店の方は「こんなもんですよ」的な感じで、確かに自分の愛車をメンテナンス時にエンジンキーをひねるのは自分なのでエンジンが掛かる瞬間を見る機会がないので妙に納得してしまいました。実際エンジンが掛かった後の振動が激しいわけではなく、その後に不具合があったわけでもありませんが交換することにしました。作業の工程はエンジンマウントリアが切れているので最初に交換しますが、ジャッキアップしエンジンをジャッキで支えて2本の13ソケットで外すことが出来ます。エンジン位置はヘタったブッシュで支えられていたので、新部品は穴位置が10mm程度ズレています。ジャッキでエンジンを持ち上げながら穴位置を合わせてボルトが入れば簡単に作業は完了します。次にミッションマウント左上を交換します。交換にはバッテリーの下にマウントがあるので外し、左のタイヤを外しエンジン側面から手が入るようにします。ボルトのソケットサイズが16で普段使うことがないサイズなのでスパナとソケットを購入する必要がありました。エンジンルームからミッションを吊るすボルトは簡単に外すことが出来ますがフェンダー側についているボルト2本は左タイヤハウスから極小のスペースからスパナで少しずつ(1/4回転も出来ません)回します。ラチェットメガネレンチ16があれば簡単かもしれませんがレアサイズ(近所では入手困難)だと思いますし、おそらく極小スペースに入らなかった時、普段使わないのでショックも大きいと思います。残るエンジンマウント右上は交換時間がなくなったので後日とします。その他工具はトルクスレンチが複数必要です。部品は「パーツのパルカ」さんで適切なOEM商品を選定していただいてから購入しています。毎度のことですが、消耗部品の交換を苦労しながら楽しんでいます。





左から、ミッションマウント右上・エンジンマウント右上・エンジンマウントリア




エンジンマウントリア取付け状況




エンジンを支えることと、持ち上げる微調整のためオイルパンでジャッキアップ




エンジンマウントリア新旧比(旧品はブッシュ切れ)




バッテリーを外すとミッションマウント左上が確認できる




ミッションマウント新旧比較(ブッシュが潰れている)




ミッションマウント右上交換後

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