六角ボルト頭サイズ2面幅(S)からM8×P1.0と5/16-24UNFの違い


PEUGEOT208GTIのリアブレーキパッド交換にてキャリパー固定六角ボルトを外そうとしましたが、13mmソケットではガタが大きいようです。ネット検索すると13mm工具で舐めそうになったが外せたとありましたが、舐めてしまっては大惨事です。六角ボルトの2面幅を測ると12.7mmなので1/2インチサイズのソケットまたはメガネレンチが必要なことになります。今まで輸入車をメンテナンスしたことがなかったのでインチ規格の六角ボルトなのだろうと思いましたが、1/2サイズのメガネレンチが割と一般的ではないことに気がついたので少し調べてみました。ネジ外径8mm近似のインチ規格六角ボルト外径は5/16インチ(約7.94mm)となり、ユニファイねじ(米国)ボルト頭2面幅は1/2(12.7)と規格表ではなっており、ウィットねじ(英国)では2面幅14mmとなっています。ちなみに国内で生産販売されている5/16六角ネジの2面幅は12mmとなっています。そうするとこのネジの規格はユニファイ(12.7)かメートル(13mm)ねじ規格となります。調べやすいのでJIS規格基準となりますが、M8六角ボルトの2面幅は最大13mm/最小12.73mm(A級)と最小12.57mm(B級)があり、今回の六角ネジは12.7なのでM8のB級相当となります。スパナのJIS規格公差は2面幅13mmで13.24mm~13.04mmのようです。B等級として、最大で0.67mm(13.24-12.57)はありえないと思いますが、ボルト、スパナ共に中間公差を狙って製造するので0.34ぐらいのガタでしょうか。長々書きましたが結果としてはメートルねじもJIS規格内なのでどちらのネジが使用されているのかはネジピッチを測定しないと分からないことになります。ちなみにインチ1/2(12.7)ソケットでガタがほとんど無く問題なく無事に外すことが出来ました。ネジピッチに関しては調べていて疑問があり、並目であればM8×ピッチ1.25、5/16-18UNC(ピッチ1.41)と0.2はっきり違いがあるのですが、細目の場合はメートルねじM8×ピッチ1.0、ユニファイねじ5/16-24UNF(ピッチ1.06)なのでほぼ同じ寸法となります。誤差0.06がピッチゲージ(1級ねじゲージであれば出来るのかな)で判断できるものなのか、公差内でお互い都合の良い方向に寄っていたらほぼ誤差がないような気がします。後日ネットで調べても両者が使える(ほぼ同じ等)と記載されている内容にはたどり着きませんでした。ここまで書いてきましたが整備作業を優先しましたので今回外したボルトのピッチは手持ちにM8ボルト等の合わせるものがなかったので確認していません。本来であれば取外した段階でボルト頭のヘッドマークの有無でメートル・インチの問題は識別出来た(JIS強度区分などで)のかもしれませんが、確認もせずに組み込んでしまったので次の機会に確認します。





全てのものづくりには公差が決められていて、金型づくりにおいてもプレス加工製品が中間公差を達成することで量産の生産性・品質を高めます。





1/2インチソケットでピッタリです




問題のボルト見た感じでは並目でしょうか?裏のヘッドマークを確認していれば

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