5月に納車された中古車なのですが、梅雨時にリアゲートから雨漏りしていることに気が付きました。どのくらい雨が侵入しているか探っているとトランクボード下のスペアタイヤ収納部の底に水が溜まり錆びていました。水が溜まっている量と錆の状況からして雨漏りは以前からしているようでした。実際にリアゲートの内張りは外した形跡があり、内張りを固定するクリップも既に破損していたので誰かが探っている様子も伺えました。この状態では雨の日の移動はもちろん庇のない場所には駐車できない車となってしまったので原因を特定します。まず、リアゲートに霧吹きで水をかけ侵入経路を確認するのですが、確実に侵入はしてくるが経路が分かりません。ガラスの枠から侵入している感じでは無いので思い切ってPEUGEOTのロゴを外して見たところロゴ固定用の2箇所の角穴があり、それが侵入経路でした。外したロゴの2箇所の固定部には朽ち果てたパッキンが僅かに残っていてこれが原因で侵入していることが分かり安心しました。パッキンはブチルゴムで代用しロゴを戻して、水を掛けても全く侵入してきません。ブチルゴムがどの程度の耐候性があるのかは分かりませんが、しばらく様子をみることにします。これは想像ですが、この車両を購入時にリアゲートの塗装ハゲの板金修理をしていた経緯があり、今回の作業でPEUGEOTロゴ取付面に殆ど汚れ・水垢もついていなかったことから板金屋さんがロゴを清掃した際にボロボロのパッキンを取り除いた(悪い意味ではありません)為、水の侵入が激しくなり今回気がついたと思われます。 このパッキンの劣化でリアゲートから少しずつ水が侵入しているPEUGEOT208(A9型)もあると思いますのでご注意ください。
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