絞り油の重要性


円筒絞り加工を設計する際に絞り率や絞り比を意識しながら設計を進めますが、コストの関係でギリギリの数値でチャレンジすることがあります。アルミt=1.0の材料をアルミ用絞り油で加工すると画像1のように天井が抜けてしまいます。抜けている現象からはパンチRが小さいことが想像できますが、実際は設計がチャレンジ設定であることが最大の要因です。そこで、絞り油を特殊なものに変更することで、画像2のように絞ることに成功(実際は赤丸のように若干切れたがっています)します。アルミ専用の絞り油でも絞れないものが、絞れるようにはなりますが、油を塗布することに工夫がいる等の手間がかかる場合もありますので注意は必要です。全ての材質の絞りに言えますが材質との相性もあるので油の選定はとても重要になります。通常は工程も安全を考慮して設定し、お客様指定の絞り油を使用して金型調整いたしますのでご安心ください。





ハット状絞りの天面抜け




特殊絞り油使用で天面抜けが大幅に改善(赤丸部の割れが若干残る)





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