例えば、当社で作っている「カメラ」の形をつくる金型。
一枚のアルミ板を、ホトダ技研の金型で何度もプレスしていくと、
こんな工程で「カメラ」の形が出来上がります。
一枚のアルミ板を、「形」にするための型を作るのが私たちの仕事。
そんな型が、どのようにして作られるのでしょうか?
金型ができるまでの工程を写真でお伝えします!
金型製作に約40年関わっている工場長。
「この仕事に、飽きたことないよ」「むしろ、年々楽しくなっている」
・・・そう笑顔で語る理由は、いったいどんなところにあるのでしょうか?
1つも同じものがない、金型製作
「型」は、基本的に1つの製品に対して1つの型しか必要ありません。
そのため、1つ型を作ってしまえば、その後そこから大量の製品を生み出せるので、
私たちが作っている「型」は、毎回違うものなんです。
「削る」「切る」といった作業は、入社してすぐは全部同じ作業をしているように見えるかもしれませんが、
実は、毎回違うし、毎回がチャレンジの連続だから楽しい・・・工場長はそう語ります。
11回押すか、12回押すか・・・
例えば、先ほどの一枚のアルミ板がカメラの形になるまでには、
「11個」の金型を使って、「11回」プレスしています。
10回で形を作ろうと思うと、無理してプレスする工程が出てしまうから、
あの綺麗な形にはならず、途中で形が崩れてしまう。
12回で形を作ろうと思うと、丁寧な作業は可能だけれど費用がかかってしまう・・・
毎回、「何回でこの型を作るのか」という設計も実は奥が深いんです。
現在、その設計は社長が行い、お客様との費用や納期を決定しています。
その設計を元に、金型づくりは行われています。
アルミは薄くて繊細で、「最後にプレスしてみないと本当に出来るかわからない」からこそ、
1/1000mm単位で型を削ったり、ちょっとした工程にこだわったり・・・
そんな1つ1つにこだわって、全員でキレイな「ものづくり」の完成を目指しています。
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