インタビュー

保戸田 宏

Hiroshi Hotoda

工場長 ワイヤー加工・組立、仕上調整担当
キャリア 入社35年になります。
ホトダ技研の前に現会長の兄が経営していた保戸田製作所に努めていました。そこではブリキのおもちゃなどの金型製作にた携わっていました。そこから数えて38年金型メーカーに勤めています。
現在担当しているお仕事は?

主に金型の組立、仕上げ、調整を担当しています。ワイヤー加工も担当しています。

仕上げ加工

組立作業

試し打ち・調整作業

ある1日の流れ 8:30
ワイヤー加工機にワークと言われる金型の材料をセットし加工を始ます。
10:00
加工が終わった材料の表面を磨いて仕上げていきます。
12:00~13:00
休憩・昼食
15:00
仕上がった材料にばねやノックピンなどの部品を組み立てていきます。
17:00
退勤

この日以外はこんなことも・・・
ワイヤーカット装置のプログラミング
出来上がった金型をプレス機にセットして試し打ち
プレスした部品がより取りやすくなるように金型を改善する作業
お仕事で大切にされていることは? 金型やとしてのプライドはありますね。
そのプライドというのは、商品をデザインするデザイナー様、デザインされたものを実際の商品に設計する設計担当者様の『こだわり』を失わせないモノを作りたい。

お客様の『こだわり』って・・・
プレス加工は機械的な特性からイメージした通りに成型できない事がほとんどです。お客様のこだわりはどこなのか?そこを大切にした金型製作がプライドであり大切にしている部分です。
金型メーカーの面白みややりがいは? 社会で自分の作ったものが見られます。
自分の作った金型で製作した製品が世の中に出回ると、それが見られたときは嬉しいもんです。

出来上がったときの喜びもあります。
金型は多いもので10型ほどにもなり、組み立てが終わり、調整・修正を繰り返し最後にお客様に納得していただける製品が打てて完成した時の達成感はたまらないものです。

同じものは作らないんです。
金型という商品は1個あればたくさんの製品を生み出せますので、同じものを注文されることはほとんどありません。
金型が痛んできたら修理もします。

やり方は無限
金型は目的のパーツを作るための物です。型の数を減らす工夫
曲げ、穴あけ、せん断、絞り、、、などなど加工の方法は様々でかつ手段や組み合わせを考えるとやり方は無限なんです。
今あるものよりより良い方法は必ずあると思っています。
休日は何をされていますか? 今は孫と遊ぶことが多いですね。
5~6年前まではずっと仕事をしていました。
毎日会社に居ましたね。
これから入って来る方へ一言お願いします。 仕事を好きになってくれたらいいですね
金型が出来上がったときの喜びを味わってほしいですね。
また、外装部品など見た目を気にする製品用の金型は面白いんです。

失敗しないとわからない事ばかりなんです
先ほども話しましたが同じものが注文になることはほとんどありません。
さらに、コストを下げるためや工程を少なくするために塑性変形の『ギリギリ』を求めるときなど、失敗してみないとわからない事ってあるんです。失敗は成功のもとと思ってのびのびと取り組んでほしいですね。

牧野 賢治

Kenji Makino

入社6年目 MCフライス担当
キャリア 2020年11月で入社満5年になります。
高校卒業後、鉄筋棒鋼の製造メーカーに居ました。12年ほど勤めて退職
ポリテクセンター(職業能力開発促進センター)にて半年間にわたり機械工作科にて学習
ホトダ技研に入社
現在担当しているお仕事は?

MCフライスの加工を担当しています。

段取り
ワークと言われる、材料のセッティング
刃物工具のセッティング

プログラミング
MCフライスは自動加工するので加工プログラミングが必要なんです。 仕上げ作業 加工が済んだ材料のバリ取り加工など仕上げ作業 機械だけでは金型部品にはならないんです。

プログラミング作業

段取り作業

加工開始

ある1日の流れ 8:30
MCフライスの段取り
加工開始
9:00
MCフライス プログラミング
10:00
加工が終わった材料の仕上げ作業
12:00~13:00
休憩・昼食
14:00
MCフライスの段取り
加工開始
16:00
MCフライス プログラミング
17:00
退勤

この日以外はこんなことも・・・
将来設計も担っていく為、3D CAD/CAMの学習
就職活動で大切にしたことは? 労働環境です。
自分にとって働きやすい環境を大切に考えていました。
はじめて訪問した時に社長と2時間もお話しさせて頂いちゃいました。その中で聞いた社長の人柄や、会社の雰囲気が自分に合っていると感じてこの会社に決めました。

どんな雰囲気が良かったかというと、、、
「人件費も材料費も同じ費用なんだ、人の働きはタダじゃないから無駄なことはしなくて良い。その作業は残業してまですることなのか考えるようにしている」という考え方です。
入社前と入社後のイメージは? 入社前のイメージ
今までやってきたことが生かせそうな会社、環境だと感じました。

入社後のイメージ
計算より「勘ピュータ」
機械加工は計算のもとに加工を進めると思っていましたが、会長や工場長などは経験から導き出せる「勘ピュータ」が鋭く加工が早いと感じました。

活かせたこと
ポリテクセンターで習ったフライス盤の基礎は活かせたと思います。

金型メーカーならでは
意外と人力でやることが多いと感じました。自動機械だけでは仕上がらない。
イメージした通りにプレス加工できないことが多い。形状はうまくいっても、材料だスッと取れなかったり、抜きカスが落ちにくかったりします。
ご自身の成長は? MCフライスの知識
プログラミング、セッティング、加工、仕上げまで行いますので、MCフライスに関しては総合的に使えるようになったと感じます。

CAD/CAM
CADに関してはまだお絵かき程度ですが学習している最中です。
CAMに関しては使用しています。
加工までするのでプログラミングだけしているのとは違ってレアだと思います。
今後の夢や希望は? 目の前のことになりますが、工場長と社長の手をなるべく空けることです。
工場長には後は組むだけでOkというようにしたいです。
社長に対しては自分が設計できるようになって、営業や経営に専念できるようにしたいです。
応募しようとしている方へ一言 いつも考えながら仕事をします。
「金型におかわりは無い」と聞いています。毎日同じ仕事はありません。
この材料はどうやって加工しようか?と毎日考えながら作業しています。

一貫して造る
社員数は少数だけど金型の『設計・材料加工・組立・試打・調整・修理』まで一貫してできることで始まりから終わりまですべて見届けられます。

保戸田 誠一

Seiichi Hotoda

社長 経営・営業・設計担当
キャリア 入社35年になります。
ホトダ技研の前に現会長の兄が経営していた保戸田製作所に努めていました。そこではブリキのおもちゃなどの金型製作にた携わっていました。そこから数えて38年金型メーカーに勤めています。
現在担当しているお仕事は?

営業
お客様のでプレス部品の案件があった際に訪問し技術的・金額・納期などを打ち合わせします。
見積もり作成・提出します。

設計
お客様から来るデータのほとんどが3D図面データです。

お仕事で大切にされていることは? 納期です。
お客様にもまたお客様がいらっしゃいます。その方々に迷惑をかけるわけにはいきません。
できない納期についてははっきり「できません」とお断りさせていただきますが、お約束させていただいた納期は守ることを大切にしています。
5年後どんな会社にしたいですか? 3本の柱
弊社の生産は3つに分けられます。
1、設計 2、NC加工 2、組立・調整
これら3本の柱に一人ずつ配置できれば生産が安定すると考えています。
ホトダ技研の強みって? 綺麗なプレス部品ができる金型
人の目につくところの部品用の金型を得意にしています。
外観部品、装飾部品などです。
アルミの薄板でヘアーラインなどの板をプレスしたりします。
入社する方に期待したい事は? 金型マスター
3本の柱に一人ずつ配置させたいですが、お互いに仕事を分かり合っていればより良い会社になります。設計~組立・調整までできる人。金型マスターになってほしいです。
そして自分の同じことができる第二の社長を目指してください。
電話でのお問い合わせ 047-404-1112
メールでのお問い合わせ
採用特設サイト