バッキングプレートの材質選定


画像のようにバッキングプレートが割れてしまいました。金型は鍛造型で弊社製作ではありませんが、新規バッキングプレートの依頼です。割れてしまったバッキングプレートの材質は分かりませんが測定するとHRC58°でしたので硬さは同程度を維持し、新規で作るのであれば少しでも良い金型になるように靭性の高い素材を選定しました。QCM7(山陽特殊製鋼)高強度・高靭性快削冷間ダイス鋼はSKD11と比較して2倍以上の靭性があり、今回の割れに対して効果的と判断しました。硬度を下げれば割れにくくなりますが、鍛造型なので加圧に依るプレートの沈みも懸念されます。SKD11より全ての面で高性能なので弊社ではダイ、パンチの素材はQCM7を標準としています。






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